一白水星ってこんなひと
じゃあさっそく、一白水星について見てみよう!
水道から水を出すとき、コップに入れるとコップの形に、洗面器に入れると洗面器の形になると思うんですけど、水そのものに決まった形はなく、どんなものにも姿を変えられますよね?しかも、その時の気温が高ければ水はぬるいし、低ければ水は冷たいですよね?一白水星にはそんな水の性質があり、流れが止まると濁ります。それがアナタなんですぅ。はい、柔軟にどこまでも広がってキャパ広め。
いった先さきで環境に合わせた生き方ができる。日常ではまわりをよく見てデータとして捉え、場面によって今あの人が何を言って、それで周りがどんな反応をして、じゃあ自分は今はこう言ったらいいだとか最適化された振る舞いを予測でき、大枠で少し先を見通してやるべきことが見えるので、じゃあ今サクッとコレやっときゃいい、ってのを一瞬でプロファイルして動けるというか、普通に生まれた時からその器用さがデフォルトで備わっている、え、なんでみんなこうしないのってこれでいいじゃんって、いやいや、普通そんなやり方、気付けませんて。そんな風にうまくやってこれてるのが、一白水星。
自分ではそんな器用じゃないんですよと思ってるようですが、ヒトから見たら全然すごい。うーん素敵。うらやましい。
そんなふうに人生の大半をスマァートかつ省エネで来て、他人と揉めるってことを今までそんなに経験してきてないし、揉めるだけ損だしエネルギーの無駄遣い、だったら好きなことにフォーカスしてそのエネルギー使うぜぇ。という割り切りの出来る、いい意味で感情に振り回されることはなく、なんならいつも“損得”ってやつに振り回されているのが一白水星のアナタなんですよぅ。はぁい。気づいてましたかぁ?基本的に感情の温度が低い。水の気質。
でも、水って沸騰すると熱いよね。
世の中には自分で意識してるしてないにかかわらず、無意識に好き嫌いを軸に動いちゃう人間、善悪を軸に行動する人間、損得を軸に行動する人間の3タイプが大きく分けておりますけども、一白水星のヒトたちは真っ先に損得で動くタイプなんだなぁ。いえあの、損得に敏感って悪いことではないです。
でもそんなところが長く付き合うと、場合によっては交際相手に冷たく思われるかもしれません。
しかも損得勘定が働いているからって、いつも得をしているかというと、そうでもないのが一白水星さんたちの面白いところで、最後の最後で持ち前の優柔不断さを発揮する。押しが弱いし、押しに弱い!柔軟さが取り柄だけれども、一白水星のアナタに大事なのは自分の中心にすぱーんと一本芯を持っていることだとおもいますぅ。
あちゃーー。
一白水星はハイポイテンシャル
さっき優柔不断といったけど、よく言えば熟考、数字をもとにいろんな情報を収集して統合して、たいていいつもベストアンサーをはじき出せますし、悪い方で言うと、とにかく失敗はしたくない!もんもんと考えてから答えをきめるもんですから、ここ一番のタイミング逃すことも多々。
たーだーしーポテンシャルは人一倍高いもので、押しの強さをあと1ミリくらい出せば、ほいで判断スピードをあと3秒縮めれば、人生もぅすこし思い通りになれるってわけなんです。判断はその時の完璧でなくていいですし、正解は時間とともに変化しますし。そして一白水星のアナタはどんな状況にも合わせていけるのが強みなもので。
一白水星さんてかしこ。ぼくもなりたい。
一白水星、アタマいいですけど、なにか?
水の気質はデータが好き。データ基準で論理的思考で動きます。見えるものしか信じない。数字好き。現金も好き。投資とかに興味あるけど失敗したくないからリスクは取らないですもん。投資が流行る前からインデックスはやってますが。
だって頭はめっちゃくちゃいい!
なんせ頭はめっちゃくちゃいい!!
水がよどみなく流れるように思考がどんどん循環していつも知識は新しいのです。
頼っても、いい?
勉強ができるってことではなくて(いやできるけど)それよりも大事な地頭がいい。考察する力です。勉強や仕事に関してはそんなに根詰めてやらなくても、物事の概要がわかっちゃうもんで(だから損得に敏感なのもあるんだけど)ヒトに教える立場になりやすいのです。そんな立場を周りから求められるけど、自分的にもヒトにレクチャーするのが好きですし、対象について徹底的に調べますから、ティーチャーやメンター的な立場に自然となりがちなのは自分としても悪くないはずですよ。むしろすごく向いてるとも自分で思ってますもん。
んで自学自習で突き詰めた上で知っているからこそ、説明が異常にウマいんです。非常に穏やかに丁寧に説明できる。何度言っても仕事を覚えない部下にも、一白水星は感情抜きで向き合い、わからせることができますもん。それで感謝されてますよね。
算数を教えてほしい。
一白水星は仕事ができる
全般的業務に関してはこのヒトに聞けばいいやと思われています。アタマを使うことで頼られることが特に多い。シゴデキ。緻密。うっとり。つっても、それだけ見えない努力はしてますもの。ただただ、汗臭い努力と失敗は誰にも見せてないだけですから。
細かいところによく気づくよねぇ。
いやーアナタそれほどのヒトなんです。もう、だったら今ハマってるなんかかんかを仕事にしたらいいとおもいます。早いうちから興味のあること徹底的にやって、プロになったらいいです。やってください。好奇心強めなので、次々にやりたいことが浮かぶけど、少しかじる程度じゃなく、どれも金が取れるほど極められます。
副業もいいね!
いろいろ手を出したことでも、途中でやめちゃったことでも、記憶の引き出しに知識は蓄えられていて、何年も経ってからその時やっていることに一つにつながる一瞬があり得ます。何かに興味が少しでもあるなら浅くでもまずは首を突っ込んでみてクダサイ。やらない方がよかったなんて経験は、人間にとって一個もないです。
でもまぁ欠点として、飽きっぽいのですぐ諦めないでクダサイ。本質までたどり着いてクダサイ。
一白水星の対人テクニック
対人関係に関して言えば、好奇心が人一倍強く、知らない場所、初対面のヒト大歓迎。すぐになじんでどんなヒトとでもウマくやる。人見知りなのに人当たりが最高でお店のヒト、職場のヒト、学校のヒト、その他のヒト、ヒト。すべての人類に対し、言ってみればぬるい温度で接することができる(当たり前に思うだろうけどできないヒトもたくさんいるのよ)気づいてなくても気づいてても、アナタの隠れファンが意外といるんじゃないかしらん。誰にも嫌な思いをさせない。好印象だけを残す。一白水星is初対面完全無欠ですぅ。
優しすぎるほど人当たりはいいけど、とらえどころないよねぇ。
圧の強い上司、ねちっこい先輩、マウント取りに来る同僚、表面しか見ない学校の先生、上から物言う塾の先生、仕事を教えないバイト先の先輩、全然できないくせに権利は主張してくる後輩、孫に甘く嫁に厳しい姑その他のまわりのネガティブな存在、ヒト、ヒト。生きてればいろんな輩にでくわしますよねぇ。
アタマがイイとねたまれることもあるから、嫌味だ悪口だを言われることも多いけど、そこは水の気質。刃が飛んできても瞬時にぐにゃっと形を変えて、だれもアナタを傷つけることはできない。のれんに腕押し。アナタはのれん。いや、そもそも、同じステージに立ってない。水は高いところから低いところに流れ続けますもん。
イヤなことはトイレの水に流そう。
一瞬パシャっと波は打つかもしれないけど、あとは何もなかったように循環し続ける。それがアナタ最大の強みです。そんなときこそ水の冷たさを意識すべし。凍らせろ。水をよどませないように、無色透明な存在をきわめましょうぜ。透明は、全ての色の生みの親。
トップに立つと迷いがちなのも一白水星(責任回避)。そもそもそんなに出世したくもないですし、ほどほどで良しとする考えの持ち主です。ただしそのほどほどの、レベルが高いので相当行きます。ただそれよりも自分にとって楽しいことが好き。ワークライフバランス大事。
トップよりはナンバー2あたりでいいかなぁ。
一白水星の恋愛の仕方
受け身です。今もちょっと優しくされて気になってる人でもいるのでしょうか。それともよく目が合ったりしてるんでしょうか。押しに弱いです。どっちにせよ受け身から脱却です。心の目で見た方がよいですよ。自分からはめったにいかないですが、思わせぶりな態度を取られると、ふらふらしちゃいます。そのひと大丈夫ですか?いつものようにちゃんとデータはとりましたか?自分からガーンと好きになった時だけいく姿勢が良いです。
普段の一白水星ときたら、冷静が服を着て歩いているようなもので、めったに感情をあらわにすることはなく、こと異性関係においては別人かな、と思うほどに醜態をさらす時が人生に1度2度ありますぅ。一白水星は、冷静と微熱のあいだをさまよう旅人であり、人生の大方において間違いはなく、一切の無駄を省き賢く、そのスマァートさには自分でもほれぼれしていて、はたから見ても当然素敵ではあります。
気が迷いがち?
ただなんでしょう。ことに恋愛においてだけは。
それだけは!マジで注意なんだなぁ。
と言いますのも、一白水星は押しに弱いから、流されてあとあと面倒なことになりがちなんす!その部分は明確にダメです。理性を保って、しっかりとお断りしてください。特に酒が入っている時、注意です。この時だけは正しい状況判断ができなくなり、対象がタイプのヒトだったりするとコロッといきます。一白水星で男だったらハニートラップにもっとも引っ掛かりやすいし、ぼったくられやすい。一白水星で女であればだらしない男に引っかかりやすい、のですよ、アナタ。自覚してくださいよ本当に。
酒で失敗しがちなんだなぁ。
一白水星の扱い方
一白水星の周りにいるヒトへ
一白水星のヒトたちは優しいですが、煮え切らない。詰め寄ると柳のごとくしなって逃げます。追い詰めないように。そして、彼らの優しさを当たり前と思っちゃダメです。一白水星はストレス耐性が高め。あまりヒトをけなしたり愚痴をいったり悪口をいったりしないし、ワガママはわりと受け流せるけど、だからって何でも我慢させていいわけじゃない。
ある日黙っていなくなります。実際相当優しいので、限界までニコニコしていたりポーカーフェイスでいますから、一白水星が目の前から去った時は、相当なガマンをさせていたと捉えて自分のした行動を振り返ってクダサイ。
わがまま言ってごめんなさい。
また、一白水星の彼ら彼女らはああ見えてめっちゃ頑固です。しかも基本水ですからまれに凍ります。柔らかいようで、自分の意見は変えないんです。やりたいことは自分からあまり周りに言わないでだまってやり、かつやりたくないことは絶対にやりません。
これが子どもであって、やりたくないことが勉強であれば、それはもうテコでもやりません。ただ、アタマはいいので、うるさく言わなくてもいずれ興味が出た段階でチカラを発揮します。だって、一白水星なら、今ヒトより遅れてたって、ちょっと本気出せばすぐに追いつくもの。
一白水星、つよーーー。